オスのファンシーラットと比べて、メスのファンシーラットは「あまり懐かない」「そっけない」という話をよく聞きます。
実際のところどうなのか?と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、我が家で迎えたメスのファンシーラットが、実際オスと比べてどのような性格なのかを紹介していきます!
あくまで我が家の場合なので、一概に捉えないようにしてくださいね
個体によってはさまざまな性格の子がいますので、世のなかのメスねずみがすべて以下の性格だとは思わないでご覧ください。
我が家のメスファンシーラットの紹介
まずは我が家のメスファンシーラットについて紹介します。
- 数は2匹
- ペットショップにて姉妹でお迎え
- 2匹とも立ち耳・柄はスキニー
手前の黒っぽい子がより活発、奥の水色っぽい子がより神経質(臆病)な性格をしています。
紹介①性格
お迎え当初は2匹ともおとなしい性格でしたが、落ち着くとかなりのお転婆な性格になりました。
部屋んぽをすると常に走り回っており、基本的に触らせてはくれません。
また、オスは基本的にのたのた歩くのに対して、メスは一瞬でゼンマイを巻いたミニカーのように加速します。
現状部屋んぽコーナーから脱走されたことはありませんが、もし脱走されたら捕まえるのはかなり困難になりそうです。
紹介②食事の好み
オスのファンシーラットは基本的にみな食いしん坊で、部屋んぽ中でもおやつの袋の音を聞けば集まってきます。
しかし、我が家のメスファンシーラットはあまりおやつに興味がありません。
おやつの音ではもちろん寄ってこなく、皿に出しても寄ってきません。
目の前に差し出してようやく、「そこまで言うなら貰っといてあげるわね」と言わんばかりに受け取ってくれます。(無視されることもあります)
さらに、受け取っても気に入らなければそのまま「ポト……」と手から落とします。
まるでセレブですね笑
ちなみに、オスたちはおやつの皿を囲うポジションでいつも揉めているくらい、おやつに対する執着があります。
我が家のメスはオスに比べてかなり、おやつに対する執着が薄いですね。
紹介③体格
オスの平均体重は300〜500gほどですが、メスの平均体重は300gほどです。
我が家のメスファンシーラットも例にもれず、非常にスリムな体形をしています。
おやつにあまり興味がないのも、スリムな理由かも?
注意点として、体重が軽いからかジャンプの際はオスよりも高く飛びます。
オスメス両方飼っている方は、部屋んぽのガードなどはオスではなくメスのジャンプ力に合わせて設置するのがおすすめです。
オスに合わせた高さだと、メスはジャンプで超えてしまう可能性があるでしょう。
メスのファンシーラットは人間に懐く?
我が家のメスファンシーラットは2匹いますが、1匹はお触りNG、もう1匹は「撫でるだけなら許してあげてもいいわよ」くらいの許可をくれています。
お触りNGの子の方は当然抱っこもできないため、ケージ間の移動も困難です。
また、うちの子たちはおやつへの興味が薄いため、トリック(芸)を教えることもできません。
個体差はあれど、「触られるのがあまり好きじゃない」というのはメスのファンシーラットによくみられる特徴だそうです。
オスのファンシーラットと一緒に遊ぶのが楽しい!と感じている方にとっては、メスファンシーラットは物足りなさを感じてしまうかもしれません。
オスラットと比べたメスラットの良い点を紹介
オスに比べてさっぱりした性格の多いメスラットですが、もちろん良い点もたくさんあります。
以下では、オスラットと比べた際のメスラットの良い点を紹介していきます。
メスラットの良い点①噛まない
我が家のメスファンシーラットは、甘噛みを含めて、一切人間を噛んだことがありません。
オスのファンシーラットは毎日、人間の爪のチェック(甘噛み)をしてくるので、甘嚙みすらしないのには驚きました。
メスラットの良い点②メス同士で多頭飼いがしやすい
オスのファンシーラットは小さな諍いまで含めると、毎日のように喧嘩をしたり揉めたりしています。
しかし、メス同士が大きな喧嘩をするところは見ていません。
喧嘩ごっこのような取っ組み合ってのじゃれ合いは良く行っていますが、今のところ流血沙汰になった回数はゼロです。
また、メス同士の多頭飼いは、オス同士の多頭飼いよりもうまくいきやすいと言われています。
オスよりも縄張り意識が薄い点が、喧嘩の少なさや多頭飼いのうまくいきやすさにつながっているのでしょう。
メスラットの良い点③マーキングをしない
我が家のオスラットは部屋んぽの際、いたるところにマーキングをします。
仕方ないことですが、掃除はそれなりに大変です。
オスは縄張り主張が大事ですからね
その点、メスラットはマーキングをしないので、部屋んぽの際も部屋を汚すことはありません。
ファンシーラットは性別ごとに違った良さがある
ファンシーラットは性別によって大体の性格傾向が決まっているので、飼育を考えている場合は性格・性別を含めて、自分の暮らしに合う子を選ぶとよいでしょう。
ただし、オスでもツンツンとした性格の子はいますし、メスでも甘えん坊の子もいます。決して一概には言えないので、あくまで「その傾向が強い」くらいに思っていてください。
ねずみにも個性があります
オスとメス、両方いっぺんに飼って、違いを楽しむのもひとつのねずみライフです。
繁殖を考えていない場合は、オスとメスは必ず別居させましょう!
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