ファンシーラットに回し車は必要?メリットとデメリットを解説

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ファンシーラットに回し車は必要?

アイキャッチの素晴らしい画像提供:美華子(みけこ)さん @mikeko_djunham

ハムスターのケージには設置が当たり前とされている回し車。

では、ファンシーラットには回し車は必要なのでしょうか?

結論からいうと、ファンシーラットに回し車は必須ではありません。

今回は回し車のメリットとデメリットについてそれぞれ紹介していきますので、設置に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

目次

ファンシーラットと回し車の相性

回し車に乗るファンシーラット

まず、回し車をファンシーラットに与えたからといって、すべてのファンシーラットが回し車を気に入るとは限りません。

回し車を気に入って何度も遊ぶ子がいれば、一度も遊ばない子もいるなど、個体によって性格に差があります。

臆病な子であれば、怖がって近寄らない場合もあるでしょう。

また、我が家のファンシーラットたちには小さいころから回し車がある環境で育った子と、成長してから回し車を設置した子がいるのですが、やはり小さい頃から回し車があった子の方が回し車に慣れやすく、よく遊んでいる気がします。

反対にある程度成長してから回し車を設置した子は、「なんやこれ」といった反応で遊ばない印象です。

ここからはファンシーラットに回し車を与えるメリット・デメリットについて紹介しますが、「回し車で遊ぶファンシーラット」が前提である点にご留意ください。

回し車を設置するメリット

回し車をファンシーラットのケージに設置することには、いくつかのメリットがあります。

  • 運動不足解消・ストレス軽減になる
  • ハンモック代わりにも使用できる

ファンシーラットは活発な生き物で、適度な運動や刺激が必要です。

定期的に部屋んぽをしている飼い主が多いと思いますが、ケージ内に回し車を設置することで、ラットが自分のペースで運動できるようになります。

いつでも好きな時に遊べる遊び道具があるということは、ラットのストレス軽減にもつながるでしょう。

また、回し車に慣れたファンシーラットは、ハンモックのように回し車のうえでくつろぎます。

つまり回し車をケージ内に設置することで、遊び場とくつろぎスペースが同時に作れるのです。

回し車を使用するデメリット

一方で、回し車をファンシーラットのケージに設置する際にはデメリットもあるため、注意が必要です。

回し車のサイズが小さすぎてファンシーラットに合っていない場合は、小さな回し車で無理やり遊ぶ事によって、尻尾に悪影響が出る可能性があります。

飼い主

ラットの尻尾は背骨とつながっているため、尻尾の不調には注意が必要です!

回し車を設置する際の注意点

ファンシーラットのケージに回し車を設置する際の注意点を3つ紹介します。

  • 設置場所に気をつける
  • 定期的な清掃をする
  • 大きめのサイズのものを選ぶ

設置場所を決める際、ポイントは2つあります。

  • ラットが挟まって怪我をしないように、余計な隙間などを作らないようにすること。
  • 不安定な場所に設置しないこと。

不安定な場所に回し車を設置してしまうと、回し車が回るたびにケージに触れるなどしてカタカタうるさくなったり、ラットが回している最中に外れたり倒れたりして事故につながる可能性があります。

また、回し車をハンモック代わりに活用するラットなどはトイレも回し車ですることがあるため、定期的な清掃が必要です。

最後に、回し車を導入する際に一番注意すべき点は、回し車の大きさです。

デメリットでも触れたように、回し車は小さいサイズのものだと尻尾に悪影響を及ぼす可能性があるため、大きめのものを選びましょう。

おすすめの回し車の紹介

我が家では、以下の『サイレントホイール フラット30』をケージ内部の側面に取り付けています。

取り付け方はとっても簡単。側面がワイヤーのケージなら、ワイヤーの幅にもよりますがほぼ取り付けが可能です。

引用:三晃商会

また、サイレントという名前だけあって音も静かで、壁に取り付ければ挟まるような隙間もなくなるため、実用性・安全性ともにバッチリ!おすすめできる回し車です。

さらにサイズの大きい直径40cmのサイレントホイールも販売されており、ファンシーラットにはこちらもおすすめです。

ぱんまう

40cmだとケージによっては入らないことも……。
ケージに入る大きさかどうかを確認したうえで、購入しましょう!

回し車を設置する際はデメリットや注意点に気をつけよう

今回は、ファンシーラットに回し車を与える際のメリットとデメリットを紹介しました。

ファンシーラットに回し車を与えるのはメリットも多いですが、デメリットもあります。

設置の仕方などによっては怪我や体の不調にもつながる可能性があるため、回し車を導入するかどうかは飼い主がしっかり考えて判断しましょう。

とはいえファンシーラットにストレス解消用のおもちゃを与えることは非常に大切ですので、回し車を設置しない場合は、別のおもちゃを与えてあげるといいかもしれません。

その子に合ったおもちゃを与えて、良いねずみぐらしを送ってくださいね!

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この記事を書いた人

ねずみ沼に住んでいる飼い主。

ハムスター・ファンシーラット・マウスなど多数のねずみたちと暮らしています。

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