ファンシーラットはショップ・もしくはブリーダーから購入するのがメジャーな購入経路です。
また、友人やジモティーなど経由で里親として迎えることもあるでしょう。
今回は、ファンシーラットの飼い方や、飼育に必要なものをまるっとまとめて紹介していきます。
これからファンシーラットを飼おうと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
ファンシーラットの主な販売元
ファンシーラットはショップではペット用として売っている場合と、爬虫類などの餌用として売られている場合があります。
餌用のラットは「活ラット」と呼ばれます。
餌用として売られているラットも、飼育用として購入することが可能です。
また、ファンシーラットの値段は2,000~5,000円ほどです。
立ち耳・柄がシンプルな子ほど安価で、ダンボ耳や珍しい柄の子ほど高価な傾向にあります。
ファンシーラットにかかる費用
ペットを飼う際は、初期費用のほかにランニングコストがかかることを忘れてはいけません。
ファンシーラット1匹を初めて飼う場合、初期費用は最大2万円ほどになるでしょう。
また、餌代・床材代などが定期的にかかります。
病気になったばあいは病院代などもかかってしまうため、飼育の前にはある程度ペット貯金をしておくとよいでしょう。
我が家でオス3匹・メス2匹を飼育していたときのランニングコストは3ヶ月で1万円ほどでした。
ファンシーラットを飼育する際に必要なもの
ファンシーラットを飼育する際に最低限必要なものはこちらです。
- ケージ
- フード・餌皿
- 床材
- 給水機
- 隠れ家・おうち
飼育の前に、余裕をもって用意しておきましょう。
ケージ
ケージはさまざまな種類がありますが、残念ながら日本では「ファンシーラット用ケージ」は販売されていません。※執筆当時現在
そのため、簡単にケージを手に入れたいのであれば、ハムスター用のケージ・ウサギ用のケージを利用するのがおすすめです。
ケージを選ぶ際の注意点として、ラットを赤ちゃんの頃から飼う際は、隙間の大きさに気をつけてください。
隙間の大きなウサギケージを使いたい場合は、ファンシーラットが成長するまではハムスター用のアクリルケージや衣装ケースなどを使うのがおすすめです!
なお、我が家(オス3~5匹)ではAmazonで購入した以下のケージを使用しています。※現在は終売
現在販売されているケージでサイズ感・使用感が近そうなものを紹介しておきます。↓
フード・餌皿
ファンシーラットを飼育する際は、なるべく餌を切らさないようにするのがよいとされています。
特に多頭飼いをする場合は、餌が切れると喧嘩の原因になってしまうため、十分に用意しておきましょう。
また、ひとつの種類だと飽きてしまうこともあるため、複数のフードを用意しておくのがおすすめです。
また、必須ではありませんが、おやつもあげるとよいでしょう。
ファンシーラットとより仲良くなれるなどのさまざまなメリットがあるため、コミュニケーションの一環やご褒美としてあげてみましょう。
餌皿はある程度重さのある、ひっくり返せないものを選びましょう!
100均のグラタン用の皿がサイズ・重さともに使いやすいです✨
床材
ファンシーラットが快適に暮らすためには床材も必要不可欠です。
キッチンペーパーなどを代わりに敷いて飼っている方もいますが、初心者の場合は市販の床材から使い始めるのが安心です。
給水機
給水機は300~500ccほどが入るサイズのものがおすすめです。
また、ケージに取り付ける際に、プラスチックの部分が噛めないようなつくりになっているものを選びましょう。
ファンシーラットの噛む力はすごいので、プラスチックの部分が噛める場所にあると、すぐに壊されてしまいます!
我が家ではこの給水機を愛用しています。
給水器はものによっては水漏れが起こるのですが、こちらは今まで3個購入して、どれもぎゅっと閉めれば水漏れをしないため、安心して使えます。
隠れ家・おうち
ケージに入るサイズで、隠れ家やおうちになりそうなものも用意しておくと、ファンシーラットが安心して暮らせます。
おうちにはハンモック型のものや床に置くタイプのものなどさまざまな種類があるため、ケージに取り付けやすく、扱いやすいものを選びましょう。
以下は、ハンモックタイプと床に置くタイプそれぞれの、おすすめのおうちです。
ファンシーラットが診れる病院を探しておく
ペットはいつ体調を崩すかわかりません。
ファンシーラットが健康なうちに、診てくれる病院を探しておきましょう。
また、ファンシーラットはマイナーなペットです。
「小動物診れます!」と書いてある動物病院であっても、ファンシーラットには詳しくない場合もあるため、不安な場合は問い合わせてみましょう。
ファンシーラットを飼うときのコツ
ファンシーラット専用のグッズはまだまだ少ないため、ペットショップでグッズが見つからずに困ってしまうこともあるかもしれません。
ウサギやハムスター用と書かれているグッズでも問題なく使用できるため、柔軟に選択していきましょう。
ファンシーラットを飼う際は事前に飼育グッズなどの用意をし、余裕をもってねずみぐらしを送ってください!
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