ハムスターの主食はたくさんの種類のものが売られています。そのため「実際どれがいいの?」「これとこれは何が違うの?」などと思ったことのある方もいるでしょう。
この記事では、我が家で実際にあげたことのあるハムスターフードや、その食いつきを紹介していきます!
gあたりの金額はチャームでの金額を参考にしています。(2024年5月当時)
ハムスタープレミアムフード
GEXから販売されているハムスタープレミアムフードは、ゴールデンハムスター用とドワーフハムスター用に分かれています。
それぞれの成分は以下の通り。
たんぱく質:19.0%以上、粗脂肪:2.5%以上、粗繊維:4.0%以下、粗灰分:5.0%以下、水分:10.0%以下、カルシウム:0.5%以上、リン:0.5%以上
たんぱく質:16.5%以上、粗脂肪:2.0%以上、粗繊維:4.0%以下、粗灰分:5.0%以下、水分:10.0%以下、カルシウム:0.5%以上、リン:0.5%以上
項目 | 評価 |
---|---|
ゴールデン用 gあたりの金額 | 2.05円 |
ドワーフ用 gあたりの金額 | 1.75円 |
我が家の食いつき | 〇 |
それぞれのハムスターの食性に合わせて作られているため、ドワーフ・ゴールデン兼用のフードよりも、そのハムスターに適した栄養が得られます。
使いやすく成分のバランスも良いため、我が家ではずっとリピートしています。
採食健美ハムスターブレンド
GEXから販売されている採食健美ハムスターブレンドは、ハムスタープレミアムフードと同じくドワーフハムスター用・ゴールデンハムスター用に分かれています。
それぞれの成分は以下の通り。
たんぱく質:18.5%以上、粗脂肪:8.0%以上、粗繊維:5.0%以下、粗灰分:5.0%以下、水分:10.0%以下、カルシウム:0.4%以上、リン:0.6%以上
たんぱく質:16.5%以上、粗脂肪:7.5%以上、粗繊維:6.0%以下、粗灰分:5.0%以下、水分:10.0%以下、カルシウム:0.3%以上、リン:0.5%以上
項目 | 評価 |
---|---|
ゴールデン用 gあたりの金額 | 2.10円 |
ドワーフ用 gあたりの金額 | 2.11円 |
我が家の食いつき | 〇 |
プレミアムフードとの大きな違いは、粗脂肪率の高さです。
平均的なフードよりも粗脂肪率が高いため、太り気味の子に与えるのは避けた方がよいでしょう。逆に、成長期の子などにはこちらの方がおすすめです。
我が家ではプレミアムフードの方が人気がありましたが、クチコミを見ると採食健美の方を好むハムスターも多いようです。
ひかりハムハム
キョーリン(ヒカリ)から販売されているひかりハムハムは、ハムスター用完全栄養食です。
たんぱく質:18%以上、脂質:2.0%以上、粗繊維:5.0%以下、水分:10%以下、灰分:11%以下、リン:0.4%以上
項目 | 評価 |
---|---|
gあたりの金額 | 1.73円/g |
我が家の食いつき | ◎ |
ミルワームが混ぜられているため、ハムスターの食いつきはバッチリ。
また、1粒のサイズが小さく、比較的柔らかいため、赤ちゃんハムスターでも食べやすいでしょう。
どちらかというと、ドワーフハムスター向けのペレットの印象です。
ハムスターセレクション
イースター株式会社から販売されているハムスターセレクションは、小動物専門獣医師や動物園飼育技師などが協力して開発した、ハムスター用の高品質総合栄養フードです。
たんぱく質:16.0%以上、粗脂肪:6.0%以上、粗繊維:6.0%以下、粗灰分:7.0%以下、水分:10.0%以下、カルシウム:0.7%以上、リン:0.5%以上
項目 | 評価 |
---|---|
gあたりの金額 | 2.33円 |
我が家の食いつき | 〇 |
免疫活性効果のあるアガリクスなど、体に良い成分が色々含まれています。
我が家の食いつきとしては、このフードがすごく好みの子と、全然好みではない子に分かれる印象でした。
太り気味のグルメな子は、ハムスターセレクションを苦手としてた印象だよ。
ハムスターフード(デカペレ)
日本ペットフードから販売されているハムスターフードは、デカペレという愛称でも呼ばれています。
また、少し小さい、ソフトタイプも販売されています。
それぞれの成分は以下の通り。
たんぱく質:22.0%以上、粗脂肪:2.5%以上、粗繊維:5.0%以下、粗灰分:8.0%以下、水分:10.0%以下、カルシウム:1.0%以上、リン:0.7%以上
たんぱく質:22.5%以上、粗脂肪:3.5%以上、粗繊維:5.0%以下、粗灰分:8.0%以下、水分:10.0%以下、カルシウム:1.0%以上、リン:0.9%以上
項目 | 評価 |
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ハードタイプ gあたりの金額 | 0.78円/g |
ソフトタイプ gあたりの金額 | 1.10円/g |
我が家の食いつき | △ |
ハードタイプはgあたりの金額1円以下と、破格の安価。「万が一フードを切らしてしまったとき用の備蓄」としてもおすすめです。
また、ハードタイプ・ソフトタイプともに、どちらかというとゴールデンハムスター向けのペレットの印象です。
特にハードタイプはドワーフハムスターには大きすぎるかもしれないので、初めて与える際は食べれているかどうかをしっかり確認するとよいでしょう。
毎日の食いつきという面では、他のフードに1歩劣る印象です。
ハムスターの主食を選ぶ時のコツ│常食は避けた方がよいフード
毎日あげるベースのフードは、ペレットタイプのものがおすすめです。
避けた方がよいフードの特徴は、以下の2種類。
- ミックスフード
- 着色料の入っているフード
ミックスフードは好きな素材だけ食べてしまう可能性があり、栄養が偏ってしまうので、主食にするのは避けた方が無難です。
また、着色料が入っているフードも避けた方がよいでしょう。
ハムスターの体にはフードの着色料が多すぎるため、消化しきれず糞の色が変わるなどの影響がでます。
特に赤い着色料が入ったフードを食べた場合、糞に混じっているのが血なのか、着色料かの見分けがつかなくなってしまいます。
またハムスターは色の判別がほぼできないため、フードを着色するメリットはありません。
毎日与えるフードを選ぶ際は、着色料不使用の、ミックスフードではないペレット単品のフードを選ぶのがおすすめです。
ミックスフードは、主食というよりおやつ的な与え方の方が向いてるかも!
ハムスターが気に入るフードを見つけよう!
今回は、ハムスターにおすすめの5種類のフードを紹介しました。
- ハムスタープレミアムフード
- 彩食健美ハムスターブレンド
- ひかりハムハム
- ハムスターセレクション
- ハムスターフード
ハムスターのフードはほかにも色々あるため、ペットのハムスターが気に入るフードをぜひ探してみてください。
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